ウエディングドレス選びは、準備の中でも一番ときめく時間。
その反面「種類が多すぎて迷う」「自分に似合う形が分からない」という声もとても多いです。
ここでは、今人気のデザインと失敗しない選び方をプランナー目線でわかりやすくまとめました。

■今人気のウエディングドレスデザイン
まずは定番からトレンドまでの人気のデザインをご紹介します。
・プリンセスライン
ウエストからふんわり広がる王道シルエット。
可愛らしい雰囲気が好きな花嫁さんに支持されています。
写真映えするので、ホテルや大きな会場とも相性◎
・Aライン
スタイルがよく見える万能シルエット。
迷ったらAラインというほどバランスが良く、清楚で上品な印象に。
・マーメイドライン
くびれやボディラインが美しく見える大人花嫁に人気。
洗練された雰囲気で、ナイトウエディングとも相性の良いデザインです。
・スレンダーライン
ナチュラルで軽やかなデザイン。
ガーデンやアットホームな披露宴、写真重視派に選ばれています。
・エンパイアライン
胸下で切り替えが入る柔らかいシルエット。
妊娠中の花嫁さんや、可憐で優しい印象にしたい方におすすめ。
・オフショルダー/パフスリーブ
2024~2025のトレンド。
写真映えしやすく、肩回りを華奢に見せる効果もあり人気急上昇中です。

■体型・雰囲気で選ぶ「似合うドレス診断」
人気デザインを知ったうえで、自分に合うシルエットを見つけることが大切です。
・小柄な花嫁→Aライン・エンパイアがバランス◎
・背の高い花嫁→マーメイド・スレンダーが映える
・肩幅が気になる方→オフショルダーで華奢見え
・ウエストが気になる方→Aラインが自然にカバー
・かわいらしい雰囲気→プリンセスライン
・大人っぽい雰囲気→マーメイド・ミカド素材
あくまで「似合わせの目安」なので、必ず試着で比較するのが大切です。

■試着で失敗しないコツ
試着はただ「着てみる」だけでなく、当日を想像しながらチェックするのがおすすめ。
・インナーを正しく着けると、シルエットが大きく変わる
・写真・動画を必ず撮る
・歩く・座る・お辞儀など、動いた時の見え方も確認
・髪型のイメージを持っていくと全体像が掴みやすい
ドレスは「好き」と「似合う」の両方のバランスを取りながら選ぶのが成功の秘訣です。
■今盛り込みたい最新トレンド要素
・ステートメントスリーブ(ボリュームスリーブ/オフショルダーなど)
2025年は、パフスリーブやオフショルダー、ビショップスリーブなど、袖で「印象を作る」ドレスが大人気
→優雅でロマンティックな雰囲気を出したい花嫁におすすめ
・ミニマリスト&モダンテイスト(無駄を削いだ、すっきりとしたシルエット)
レースや装飾を抑えて、サテンやクレープなど滑らかな素材で仕立てる「ミニマルドレス」もトレンド。
特に都会婚や、挙式~会食だけのシンプル婚に人気。
・「ドロップウエスト」の復活ーーすらりとしたシルエット
2025年春夏のブライダルコレクションで多くみられた、新しいボディラインを強調する「ドロップウエスト」デザイン。
伝統的なウエスト位置より下で切り替えが入ることで、スタイルアップ効果あり。
・3Dフローラル装飾・テクスチャード素材・華やかなディティール
刺繍・立体的な花のアプリケ/パールやビーズなどの装飾があしらわれたドレスが復活。
豪華だけど過剰ではない「アート感のある華やぎ」が評価されている。
・2-in-1/コンバーチブルドレス (式と披露宴変えてもOK)
挙式用と披露宴用で装いを変えられる、スカート脱着式やケープ付きなど「1着で2通り楽しめる」ドレスが注目。
コスパと実用性の両立を求める人に刺さる。
・ブライダルスーツ/ジャンプスーツなど「新しい選択肢」
伝統的なドレスにこだわらず、モダンでクールなパンツスタイルやジャンプスーツで挙式をする花嫁も増加中。
自由・実用性・個性重視の世代に人気。

■会場・季節との相性も重要
チャペルの雰囲気や披露宴会場の広さでも似合うドレスは変わります。
重厚なチャペルならミカド素材、自然光が入る会場なら軽やかなチュールなど、空間と合わせると理想の花嫁姿に近づけます。

■まとめ
ドレス選びで大切なのは「どれを着たときの自分が一番好きか」。
人気デザインや体型別のポイントを参考にしつつ、是非運命の1着を見つけてくださいね。